大切な愛車の話
大切な愛車の話

車検品質は良く考慮しておく必要がある

車検品質はよく考慮しておく必要があります

そもそも車検は国の基準で定められた検査ですが、これはそのクルマの全体にわたって一つの漏れもなく点検するわけではありません。

基準に定められた項目は実施しないといけませんが、それ以外の項目ははっきり言えば関係がないからです。

これは言い替えると、車検に通ったからといって次の検査までの2年間、普通の走りであればクルマは一切故障したり、不具合を起こしたりしないことを保証してくれるわけでは決してないということで、それこそ極端な話をすれば検査を終えて帰宅する途中で故障を起こすこともあり得るということになります。

車検は確かに料金面で高いと感じられることもあるかもしれませんが、だからと言ってとにかく最低限をクリアしさえすれば良いといった考え方では、お金は節約できたとしても不具合を起こす可能性が否定できません。

一方で、ディーラーとか担当者が指摘されたとおりに部品交換などに応じていると、それこそ数十万円もの費用がかかってしまうこともあります。

この判断は基本的にはユーザーの責任であり、そういう意味でよく考慮しておく必要があるわけです。

本当に交換が必要な部品なのかどうか、放置していると故障する可能性はどれくらいあるのか、あるいは自分自身がそのクルマに乗る頻度なども含めて総合的に検討することが適切であって、良い担当者とはそのような相談にこちらの立場になって考えてくれる人ということになります。